視野を広げてくれる『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』(ちきりん、イースト・プレス)。
先日仕事で躓くことがあり考えていたところで今回読んだ本のタイトルが気になり、読み終わったので備忘録。

他には著書を出している大人気ブロガーであるちきりんさんが、今の考えていることをもう少しゆるく考えていいだと教えてくれる内容。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・

  • 稼ぐべきとき、払うべきとき(p94)
    →机上で学べることは思っているほど多くないってことなのかもしれない。大事なのは実践。実践していく中で学校に行って学ぶことは学ばないといけない状況だから学ぶ。そしてそれだけでは足りないから応用知識も学ぶようになるということに、なるほどと感じた。仕事に就きたいならまず実践してみることが大事なのだ。
  • 「逆バリ」と「先読み」(p137)
    →給与を上げるためのポイントは「逆バリ」と「先読み」という部分を読んで、「先読み」できる能力って大事であることは分かったけど、それではどうやって「先読み」力を鍛えたらいいのかが疑問。このときに思い浮かんだのは先日「大富豪から学ぶ『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』」で紹介した「世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60(ジム・ロジャース)」だ。何冊か哲学の本を読んでみようかな。
  • アドバイスの正しいもらい方(p164)
    →相談される側の心理について勉強になった。この本では相談する側の視点で書かれているけれど、相談される側でも相手にできるだけ最善のアドバイスを言えるようになるためのヒントがここに書かれている。

前回読んだ本でも著者の考え方を本から知り、いろんな考え方、見方があるんだと思った。今回も同じ。毎回、自分の考え方が偏っていることに気づかされる。もっと本を読んで、いろいろな考え方、見方を知りたいと思った。そして今回考えていた仕事については「自分に近いものにこだわりすぎるのはやめよう!(p74)」を読んで自分と遠くのことを考えるようにすればいいんだと学び、この本で良かったなと感じた。
他者の考え方を知り「こういう考え方もあるんだ」と知りつつ、もう少し楽観的に考えていいんだよと教えてくれるおすすめの一冊。

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