自由な働き方をはじめるためのステップを知る

『サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法』(立花岳志、大和書房)。
会社勤めをせずに稼ぐ著者。基本的には働く場所、働く時間に制約されない働き方をしています。今では言葉として広がった「ノマド」として働き、収入源はブログ、セミナー、講演会などがあるそうです。
この本はサラリーマンとしてではなく自分で収入を得たいと考えている人向けに、やり始める前の意識や決めること、自分はそれでいいのかという問い、続けるための方法が全3章、29つにわたって書かれています。
今回は著書から気になった個所をいくつか引き出してみます。

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1. 自分の得意分野を見つける

会社勤めをせず1人で稼いでいこうと考えたとき、自分の得意分野を見つけることが必要だと著者は言っています。(22ページより)

自分はどうなんだろうと考えました。
ただ、まだ結論は出ていなくて得意分野を見つけておくという点では、自分が今までに人から褒められたこと、喜ばれたことは何だろうと考えてみようと思わせられます。

2. ドリームキラーと付き合う必要はない

自分の目指していることを応援してくれる人とは逆で夢を邪魔する人を著者は「ドリームキラー」と呼んでいます。(39ページより)
ドリームキラーは現状だけを見て評価するため、未来の可能性を高めてくれない存在。そのようなドリームキラーとは付き合わないほうがよいと著者は言っています。(42ページより)
しかしドリームキラーは自分の職場だけでなく、友達や家族だったりするそうです。そして、自分の振る舞いによってドリームキラーにしてしまうこともあると。(43ページより)

大切な人がもしもドリームキラーだったら、ドリームキラーになってしまったときを想像しました。自分の思い、実践していることを相手に話し、じっくり時間をかけて分かってもらうしかないと考えました。

3. 「自分軸」を持つ

どのくらいのお金を必要としているのか考えたことはありますか。
「普通に暮らせる程度」とは環境や状況、外からの影響によって変化するため、お金に関しても「自分軸」を持つことは必要と著者は言っています。(132ページより)

必要なお金は一人の時、家族がいるときで違ってはくると思います。しかしお金と向き合い、必要なお金はどれだけなのか知るためにも自分にとって必要なお金を把握することをはじめようと改めて考えさせられます。

4. やることを決めたら、何か一つやらないことを決める

1日24時間から増えることがないことは誰もが知っています。
いざ、自分のなかで決めたことを始めたときに時間がないということにならないように、何か始める時は何かやめることを決めたほうがいいそうです。24時間は「予約済み」であることを忘れてはいけないと著者は言っています。(181ページより)

自分はやりたいことは沢山あるけれど、いざ始めると挫折する理由はこれだと「はっ」とさせられました。優先順位や時間の使い方を見直してみようと思わせられる内容でした。


この本を読んでメモした点は3つです。
・得意分野
・自分軸
・何かをやり始める時のポイント
目標に向かってスタートライン立っている人に必要なのは上記3つかと思いますが、第3章には続けるためにベストな状態を維持する方法についても書かれていて、また読み返そうと思いました。
全体を通して、メモする内容があり学ぶことのある一冊でした。
この本を読んで、始めるスイッチ入れてみてはどうでしょうか。

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