ワクワクするイラストの描き方ポイントを教えてくれる

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン』(寄藤 文平、美術出版社)。
資料のレイアウトの参考本を探していた時に目を引いた。学生の頃、黒板に書かれた図や説明のイラストを描き写しているのが楽しかった思い出が浮かび、もっと自分が思い描くイラストが描けたら楽しいだろうなと思って読んでみたので備忘録。

線の描き方から体の描き方のポイント、自分の想像をカタチにするヒントが書かれている。
読み終わって感じたことをいくつかピックアップすると・・・

  • 物を描くときに「置き換える」発想が面白かった。例えば、木を描くときに傘に置き換える部分は物の見方は一つじゃないと感じた。
  • 体の描き方は人それぞれあるけれど、著者のポイントは興味深く、わかりやすかった。体の姿勢でどんな心理状態なのかがシンプルにまとめられていた。
  • シワの描き方を解説していたところは、イラスト描くときの参考になった。今まで難しいなと感じていた部分が「なるほど!」と解決してくれた。

学生の頃を思い出して、久々にワクワクした。仕事を始めると授業中のノートの端っこに絵を描くことがなくなる。著書はラクガキという堅苦しくない表現で、絵を描くことにワクワクさせてくれる。
気分転換にもよし、仕事で説明するときにイメージを伝えるために読むにもよし、「ちょっとイラストを描けるようなれたらいいな」と思っている人におすすめしたい良書。

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