企画書を書ける人になるためのステップを教えてくれる

1日1枚の企画で仕事が変わる』(臼井由紀、かんき出版)。普段ソフトウェアの検証をしたり、操作マニュアルを作成する仕事をしているときに「どんな改善提案ができるか」を考えることがしばしばある。その時に、本書のタイトルが目に留まり、読んでみたので備忘録。

企画を立てられる人になるための「企画アタマ」を身に着けるための実践方法や物事の見方など、ノウハウが詰まっている。言われたことだけをする人から企画を立てられる人になるための本。本書を読み終わって感じたことや気になったことをいくつかピックアップすると・・・

  • “自分自身”を企画化し、自分の肩書きをつくってみること。
    一番身近な“自分”という素材を取り上げて企画書をつくることで、企画書を書く練習にもなり、自分をアピールする材料もできるということ。自分が提供できるサービスとは何なのか、準備も兼ねてやってみようと感じた。
  • 相手からの不満は価値のある情報だということ。改善案を考える際にも、自分が現状に対して不満だある、または満足していない部分を考えてみるといいかもと思った。まずは自分が感じていることから改善してみようと思う。
  • 企画のアイデア出すための7つ方法は赤ペンを引く内容だった。シンプルでTODOのようにまとめられている部分は実践しようと思った。

今の仕事に対して改善案をどう出したらいいのか、行動や考え方を簡単な内容で書かれていたためわかりやすかった。また、自分についてどんなことがアピールできるのかを「企画」という観点で書かれていた部分も興味深かった。企画が出せるようになるためには、少しずつ日頃から出し続けることで企画慣れと情報収集のアンテナが立つ。企画書が書けるようになるためには、どんな考え方や行動をすると企画書を書けるのかポイントを知りたいと思っている人におすすめしたい。なにより、企画書を書くことに対して身構える必要はないとかんじさせてくれる良書。

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