マーケティングの流れを知りつつ読める小説がある

新人マーケター乙女侍奮闘記 ビジネス・ライトノベル』(小関尚紀、東洋経済新報社)。
マーケティングとは何なのか学ぶために、何冊か選んで積読していたなかの1冊。小説タイプなので、気軽に読めそうと思ったこと、オビにTVでよく見かける森永卓郎さんが推薦文を書いていたということもあり、気になって読んでみたので備忘録。

マーケティング知識ゼロのOL女子が、マーケティング知識を持ったしゃべる犬と出会い、マーケティングについて学び、商品を考え、ヒット商品にしていく物語。
本書を読み終わって感じたことをいくつかピックアップすると・・・

  • マーケットセグメントとはマーケットを細分化するということ。この章では、商品・サービスを展開する関係部署で仕事しているなら、自社のサービス・商品が市場でどんな位置にいるのか、現時点でどんな客がいるのか、もっと知るべきだと感じた。例えばどういう業種でどのくらいの規模なのか等。今すぐ説明してみろと言われても説明できない自分に気づいた。
  • 得意と不得意を分析することは、自社の商品・サービスを知るうえで大切な行動の一つ。また、自分自身の仕事においても同じことが言える。いまひとつ、自分は理解できているのか考えてみようと思う。
  • 全体を俯瞰して有利に戦える場所を決めることは、成功率を高める一歩。

マーケティング知識ゼロのOL女子という同じ立場から小説感覚でマーケティングの知識を学べる本だった。マーケティング用語の意味が分からない、マーケティング知識を入れたうえでどんな風に行動するのかわからないことを簡単に楽しみながら読めた。商品・サービスを展開する関係部署で仕事をする新人さん、興味があるけれどマーケティングって何と思っている人におすすめの良書。

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