小説・エッセイ・記事を書く前に読んでおきたい『早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣』

早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣』(近藤勝重、幻冬舎)。
以前、著者の本を読んだことあり他の著書を調べていたら気になるタイトルがあったことと、「自分の感じたことを共有できる文章を書けるようになりたい!」思いから読んでみたので備忘録。

この本は、文章がうまくなるために13個の秘訣を解説。著書の中で何度も出てくるキーワードが「自分自身」。文章を書くなら、自分ありきが大切だそうだ。

本書を読み終わって気になった個所をいくつかピックアップすると・・・

  • 文章の書き方を学ぶときに、文章を写すことが勉強になるとは初めて知った。
  • 悪い癖のチェックポイントは、社内文書や業務マニュアル、操作マニュアルなどビジネス文書を書くときにも勉強になった。特に接続詞について書かれている箇所は、つい接続詞を多用している文章や間違った接続詞を使用して「よくわからない」文章になりがちな場合、参考になる。
  • 文章には2種類あり、情報伝達型は現在ー過去ー未来。自己伝達型は起承転結。書く文章によって、どんな内容をどんな順番で書くのか決めやすくなった。

基礎的な内容に重点を置いていると前置きがあり、今の自分が書く文章と比べながら読んでみると、自分が意識していない内容が学べ、参考になることばかりだった。
そして、著書の中で何度も出てくるキーワードが「自分自身」。文章を書くなら、自分ありきが大切ということだ。文章を書くまでに体験したことが蓄積され、自分の文章となる。本でも実践でも経験値が上がれば、ネタも増えてくる。ただし、文章を書く際に蓄積された経験が思い出せなければならない。そこで重要なのが「ひらめき」だという。著書の中に、茂木健一郎さんと対談したなかで「ひらめく」ポイントが紹介されている。
小説やエッセイ、記事を書く前に読んでおくべき良書。

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