不動産投資をはじめる準備は大切『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』

不動産投資をはじめる準備は大切『金の卵を産むニワトリを持ちなさい』

金の卵を産むニワトリを持ちなさい』(菅井敏之、アスコム)。
「給料が減った今、自分にも収入を増やす方法があるのか知りたい」と考えたことないだろうか。
私自身、将来のお金について考えない日は無いと言ってもいい。
タイトルから銀行に来るお金持ちはどんな人なのか、銀行を辞めて早期リタイアを果たした著者が学んだことに興味が沸き、読み終わったので備忘録。

著書の中では、お金を運んでくる仕組みのことを「金の卵」とよんでいる。著者が出会ったお金の不安をもっていない人の共通点が不動産だった。
著者は大学卒業後、銀行に入行。銀行員時代に出会ったお金の不安がない人の共通点「金の卵をもっている」ことを学び、自身でも実践。現在は、講演やセミナーの講師を行い、『お金が貯まるのは、どっち!?』など多数の著書あり。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをいくつかピックアップすると・・・

  • お金持ちになるためにするべきことには順番がある。
  • 不動産セミナーのタイトルに「元手なしでも始める不動産セミナー」とか「年収●●●万円から始める不動産投資」など宣伝しているけど、この本を読んでからは知識を蓄積する準備の大切さを知った。
  • 投資でもなんでもそうかもしれないけど、セミナーや勉強会に参加する前に、自己学習しているのとしていないことが大きいではないかと考えさせられる。

ただ不動産投資だけでなく、自分の長所と不動産を掛け合わせたアドバイスをしている点が面白い。
まずは自分の長所を強化すること、そのあとに不動産投資の勉強をすること。著書では資金があることの大切さも書かれている。資金がないうちに始めることのリスクをおすすめしていない。不動産投資をはじめるときには資金があり、じゅうぶんに勉強したうえで始めることをおすすめしている。
不動産投資に興味がある人は他の不動産投資本に加えて読んでみてほしい。銀行員の視点からどんな人にお金を貸したいと思われるのかも学べる。「金の卵」という仕組みをもつための準備を丁寧にアドバイスしてくれる良書。

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