図で考えをまとめて、図で相手に伝える方法『図で考えるとすべてまとまる』

図で考えるとすべてまとまる

図で考えるとすべてまとまる』(村井瑞枝、クロスメディア・パブリッシング)。
問題や課題に対して解決策をいつまで考えても案が出ないことってありますよね?
検証観点を自分なりにまとめるいい方法はないか、操作マニュアルの機能概要で使用する図をもっとわかりやすくできないかと思っていたところで、今回の本を読み終わったので備忘録。

外資系企業でコンサルタントとして働いてきた著者から図を使った思考の整理方法、わかりやすい資料の作り方を学べる内容となっています。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・

  • 7つの必勝パターンを身につけよう!(P79)
    →ここで詳細されている図は、検証時に考えられる影響範囲をまとめたり、操作マニュアルで機能概要を説明するページで使えそうだ。沢山あると尻込みしてしまうけど、7つからだったら取り掛かりやすいと感じた。
  • 仕事で成果を出している人の多くは、無意識に「考えを広げるスキル」と「考えをまとめるスキル」を上手に組み合わせて使っている。(P114)
    →知識や経験の違いで広げられる範囲が変わってきそう。しかし、自分の周りで一目置かれている人に共通している部分だと思い、納得。早く図を使いこなせるようになって成果を出せる人になりたい。
  • 色の使い方を知る(P178)
    →基本カラーの選択、使い方まで資料の中で使用する色の使い方が勉強になった。特に操作マニュアルでいつもどんな色を使おうか迷っていた。次からはカラー選択を迷わずに作れそう。

自分の考えをまとめるために使う図、相手に伝えるために使う図、そして資料の作成方法をポイントごとにまとめられていた。自分が作成してきた資料や操作マニュアルに対して改善の余地がまだまだあるなと感じ、学んだことを活かそうと思った。
問題解決の方法、伝わる資料の作成方法を学びたい人におすすめな良書。

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