今後、必要とされる仕事を見つける方法『日本人の働き方の9割がヤバイ件について』

日本人の働き方の9割がヤバイ件について

日本人の働き方の9割がヤバい件について』(谷本真由美、PHP研究所)。
今の職場で働き続けていいのだろうか、どんな職業に就いたらいいのか分からないと悩むことないですか?
自分が持っているスキルを今後必要とされる仕事にするためにはどうしたらいいのか、もっとヒントが欲しいと思っていたところで今回の本と出会い、読み終わったので備忘録。

ツィッターでは「@May_Roma」としてつぶやく著者が、日本の働き方と世界での働き方や仕事の考え方、今後どんな仕事に就いたらいいのか解説しています。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・

  • 知識が高度化している業界だと、社内の素人に仕事を割り振っても、良い結果が出ることはありませんし、下手をしたら会社に大損害が発生してしまいます。(P84)
    →著者が発言している通り、「慣れればなんとかなる」のは効率的ではない気がするし、会社にとって損害が出る可能性もある。こういう場面に遭遇した時、人間には2通りいる。「できません」と自分の状況を伝える人と、できなくても「●●までにします」はったりをかます人。きっと悩む人は前者なんだと思う。
  • 「職種別の需給予測」を参考にせよ(P158)
    →著者は仕事の未来を予測するためにお薦めなのは(1)数年にわたって仕事の動向を「定点観測」(定期的に観測する)しているレポートと、(2)数値データを収集して調査研究した学術研究という。Googleで検索したりニュースで見るのは「人気ランキング」だったので、別の参考すべき情報があることを知った。新しい切り口を学んだ。
  • 選ぶべきは「やりたい仕事」ではなく、「求められる仕事」(P185)
    :仕事の報酬というのは、基本的に、需要と供給で決まります。
    →それでは自分がやりたい仕事で高収入を得ることはできないのか?そんなことはない。先日「好きなことを仕事にする方法『「好き」を「お金」に変える心理学』」で紹介した『「好き」を「お金」に変える心理学』(メンタリストDaiGo)から可能だと学んだ。ここでも需要と供給の話が出てきた。必要なのは、相手に求められるために何を足すか考えることだ。

自分の仕事は「無くなるかも。でもどうしたらいいのか、自分のスキルをどう伸ばしていったらいいのか分からない」と危機感を持っていた。しかし、今後どう自分の仕事をスキルアップしていったらいいのか、この本を通じてヒントを得ることができた。これを新卒3年目までに読んでおきたかった。そしたら、もっと早くから自分のスキルをどう伸ばしていいのか決められた気がする。
だからこそ、今後必要とされる仕事を見つけるためにどうしたらいいのか、どんな仕事を視野に入れたらいいのか知りたいと悩んでいる人におすすめの良書。

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