リアルタイムなマーケティングでお客の心を掴む『リアルタイム・マーケティング』

リアルタイム・マーケティング

リアルタイム・マーケティング 生き残る企業の即断・即決戦略』(デイヴィッド・ミーアマン・スコット、日経BP社)。
先日「マーケティングを学ぶときにおすすめな本を探す『デジタルマーケターが読むべき100冊+α』」で紹介した『デジタルマーケターが読むべき100冊+α』(MarkeZine編集部、翔泳社)を読んでから、もう少しマーケティングについて知りたいと考えていたところで、紹介されていた本を読み終わったので備忘録。

マーケティングにおいてリアルタイムな行動の大切さ、インターネットの膨大な情報から必要な情報を抽出する方法を教えてくれる内容。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・

  • 旧知の相手のモニタリング(P165)
    →自社の評判を上げるためには、自社に関連することを発言する他者の存在にもアンテナを張ることが大切だと学ぶ。そしてこういった発言をする人たちはキーパーソンになるのだと知った。
  • 大切なのは、人々が旬のテーマについて信頼できる情報源を熱心に探している時に、サイトを速やかに新設することだ。(P243)
    →サービスを提供する側としては、世の中でどんなテーマが話題なのかアンテナを張っておくことの大切さを学んだ。そういった意味ではニュースを日々チェックすることがビジネスマンの知識として大切ななんだと改めて感じた。
  • 膨大な量のやりとりを現在進行形で把握する方法(P170)
    →インターネット上の膨大な情報の中で必要な情報をつかむ方法が勉強になった。

リアルタイムな行動やリアルタイムな対応から「リアルタイム」が一つの大切な考え方であることを感じられた。たしかに、自分が顧客で困ったことがすぐに解決できたら嬉しいし、自分が発信したことに対するアクションがあるといつも以上に気持ちが満たされる。
マーケティング担当は一顧客の行動にも関心を持てる人でないといけないなと考えさせられた。
マーケティングな大切な要素や考え方を学びたい、マーケティングの意義を改めて考えたいと思っている人におすすめの一冊。

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