好きなことを仕事にする気持ち『好奇心を”天職”に変える空想教室』

好奇心を”天職”に変える空想教室

好奇心を“天職”に変える空想教室』(植松努、サンクチュアリ出版)。
先日「『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った』を読んだら次に読みたい本が決まった」で紹介した堀江貴文さんの本「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った 」でロケットを作るというキーワードと今回の本をめくったときに目にはいってきた「小さな町工場でぼくはロケットを作っています。宇宙に飛び出す、本物のロケットです。」このフレーズで内容が気になり読んでみようというところで、今回の本を読み終わったので備忘録。

周りから無理だって言われてもあきらない勇気をくれる内容。

本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・

  • 19.「ちゃんとしている」ふりをせず、「自分の弱み」を見せる。(p150)
    →得意なことよりも困っていることを話すほうが、協力しやすい環境になるんだと知った。
  • 21.「どうせ無理」と戦う。(p168)
    →自分や自分の身の周りの人がピリピリしている状況を思い浮かべると、「なるほど」と納得する部分がある。自分に自信があれば、大抵のことは大丈夫って思えるし、周りがなんと言おうとあんまり気にならない。「自信」って自分だけでなく周りにも影響を与えるほど大事なことなんだ。
  • 22.「なにになりたいか」ではなく「なにをやりたいか」を考える。(p188)
    →著書の中で出てくる著者とアメリカ人の会話から、「本当の趣味は自分で作り出すもの」という一言が引っ掛かった。趣味→好きなこと→好きなことでいっぱいにしたい→自分で作りたいと思い始める→作り始める。な流れなのかなと感じた。

ロケットを作っている会社のえらい人が書いた本だけど、この本には一切ロケットの作り方は書かれていないです。ただ、ロケットを作ることのような簡単じゃないことを「無理」だとあきらめない勇気をもらえます。そして、周りが何の役にも立たないと考えていることが、将来役に立つことがあるということも教えてくれます。例えば、紙工作。私も好きでよく作ってました。最近は作らなくなったけど、あれも一つのスキルを磨いていたんだなと嬉しい気持ちになりました。
少しでも今の自分に自信をもって「無理じゃないかも」と思いたい人に読んでほしい一冊。

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