自分の価値をどんな人に対してアプローチしたらいいのか教えてくれる

マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』(ちきりん、ダイヤモンド社)。
著者の他の本を読んで「そういう見方もあるのか」と面白かったから気になったのと、本のタイトルにある「マーケット感覚」とは何なのか気になって読んでみたので備忘録。

「これから何が売れるのか?」わかる人になるための5つの方法について書かれている。
その中でも特に注目したのが、誰にとってどんな価値があるのかを認識することが大事という内容が引っ掛かった。本書を読み終わって感じたことをいくつかピックアップすると・・・

  • 「市場の選択」を間違えないということ。自分の性格も含めて分析したうえで、どんな市場だったら活動しやすいのか、自分の価値を売りやすいのか考えることが大事という部分が面白かった。
    ・どんな人にどんなものが売れるのか、マーケット感覚を磨くのはお金を儲けたい人だけではないということ。
  • メディアでも紹介されているクラウドファンティングの話を例にして説明している部分はイメージしやすかった。
  • 学ぶときには2つのステップがあるという。組織と市場からだ。組織での教えてもらう方法と市場で実践しながら学ぶ方法。ここでどんな風に学んでいくのか、そしてどんな気持ちで臨んでいくのかイメージしやすかった。

自分では思ってもみないことを褒められることがある。そんな時、「自分にはこんな特技があったのか」「周りの人にとって、すごいって思われることなんだ」と気づかされることがあり、自分ができることに対して価値を認識する。でも、周りの人に褒められることってそんな機会はなかなかない。
だからこそ自分で価値を認識する能力が必要になってくる。自分にできることで、誰に対して、周りの人(プライベートや会社)に対して提供できる自分の価値を認識するための方法を知りたいと思っている人におすすめしたい良書。

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