SFA・CRMの導入を成功に導く7つのポイント

SFA・CRM 情報を武器化するマネジメント7つの力』(早川圭一、株式会社クロスメディア・パブリッシング)。現在、SFAやCRMといった営業支援ツールは沢山ある。勤めている会社でも導入していて、仕事として関係している。しかし、本当にSFAやCRMの魅力やどんな働きをしてくれるツールなのかわかっているのか、きちんと整理してみよう思い読んでみたので備忘録。

SFA・CRMの導入に成功する秘訣は人の意識によるという。本書はSFA・CRMを導入し、どのような考えを持ってツールを使っていくべきなのか、7つのポイントから指南してくれる。
本書を読み終わって感じたことや勉強になったことをいくつかピックアップすると・・・

  • ただデータを集めるだけで満足していけない。データを集めて可視化したら、「見えたものを使って何を判断するか」が重要。そして、どう改善していくのか行動に移すためにデータを集めるということを忘れてはいけないという。
  • SFA・CRMは習慣化することからはじめ、使う側の人に「なぜ使うのか」を理解してもらうことが大切という。使用する意図を理解しないまま使用するのと、理解して使用するのではデータの価値にも差が出てくるのだと考えさせられた。
  • 実際、SFA・CRMを使っていて改めて考えさせられた。営業ではないけれど、日々、日報を書いていて「この情報は必要なのか」と考えることがある。しかし、日々の業務を日報というかたちで情報をシェアすることで、上司や今後入社する人が同じ業務に携わる時に把握しやすいものになると考えさせられた。

改めてSFAやCRMといった営業支援ツールを使う意義、どう活用するものなのか整理できた。どんな課題や問題があって、自社にはどんなツールが必要なのか考えることで、自社にあったツールを導入し、今以上に会社として成功する。本書はSFAやCRMをすすめる営業、開発者、利用している人、導入を考えている人にSFAやCRMを知るためにおすすめの良書。

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