『ハンコで5億稼ぐ道 ― 元フリーターがネットビジネスで成功を収めるまでの450日の軌跡』(日向咲嗣、講談社)。
起業して成功している人はどんなことを考え、行動しているのか気になることありませんか?
先日「無料から始まるビジネスを学ぶ『FREEで利益を生み出す45の鉄則』」で紹介した『FREEで利益を生み出す45の鉄則』(小川忠洋)を読んでから、起業、ビジネスというキーワードつながりで読んだので備忘録。
ハンコで5億稼ぐようになる過程をストーリー形式で読むことができる内容となっています。
本書を読み終わって勉強になったこと、感じたことをピックアップすると・・・
- いますぐに実現する方法を、死ぬほど考える。
→「いますぐに」ということがポイントらしい。先日読んだ「無料から始まるビジネスを学ぶ『FREEで利益を生み出す45の鉄則』」で書かれていたことと通じる。その分野で成功したい場合は、一番乗りになることが大切と書いてあった。他と違うサービスを提供し、一番初めに始める。まさにこれだ。 - 金をかけて成功しようと考えるな
→金をかけていなかったら何度でもトライできるという考え方がいいなと感じた。 - まずは「ウェブ屋さん」からスタート:既存事業者または個人のウェブコンテンツの作成を何らかの形で支援。「ウェブの技術」を駆使して、本全国に散在している末端の消費者とダイレクトにつながることに大きな意味がある。したがって大切なのは「消費者の論理からすべてを組み立てるマーケティング手法」にある。
→いろんなサイトを見ていると、「もっとかっこいいデザインのサイトにしたらいいのに」とか「デザインが古いな」とか見栄えばかりを考えていた。しかし、ウェブサイトの役割は事業者と個人をつなぐこと。見栄えのいいサイトを作ることが目的になってはいけないと、改めて考えさせられた。
読んで感じたのがスピード感。「えっ!まだ1ヵ月しか経ってないの!?」と感じるほどに、どんどん状況は変わっていく内容。この物語の中心的人物の決断がとにかく速い。
起業して成功するためには、速く決断できるための決断力を持っているということも一理あるのだと学んだ。では、決断力を高めるってどうしたらいいんだろうと思いつつ・・・
今回の本は、起業を考えていて成功者の言葉が欲しいと感じている人におすすめな一冊。